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純粋少年とキラキラ王子

第2章 練習試合


翌朝、いつもより早く目が覚め烏野高校の制服に着替える
青葉城西高校の制服もあるけど念のためとっといておこう
鏡で身だしなみをチェックしトーストを食べる
うん、今日もいい焼き加減で美味しい
準備が終わり家を出て学校に向かう

『今日もいい天気だなぁ
いいことありそう』

体育館に向かってると影山君と遭遇し話しかけられる

影「あの、セッター…主将…及川さんと同じ高校にいたんですよね?
大丈夫でしたか?あの人、性格悪いので…」
『大丈夫だったよ?及川先輩
たまに怒られたけど岩泉先輩から頭を叩かれてたり花巻先輩や松川先輩から親切に接してくれたから』

影山君に笑顔で話すと彼はよかったですと微笑み返してくれた
中に入ると青葉城西バレー部の部員が一斉にこちらを向くので思わずビックリする

松「おぉ、夜神じゃん!やっぱここに転入してきたんだな」
『はい、松川先輩!急に転校してすいませんでした
マネージャーも辞めてしまって
岩泉先輩にもたくさんスパイクを教えてくださって嬉しかったんですが…』
岩「いや、気にするな!俺の次にエースになれればそれだけで十分だ
お互いライバルだがいつでも教えてやるからな」
『ありがとうございます!』

感動?の再会をしているとスガさんからそろそろ練習試合だべと言われベンチに座る
俺は第2セットで龍君と変わることになってる
ワクワクしながら練習試合を観戦することにしよう

金「久しぶりだな、王様!
どんな練習試合になるか楽しみにしてるよ」
影「あぁ、楽しみにしとけ
孤独な王様、独裁者って言えなくしてやるよ」

ピーっと笛が鳴り練習試合が始まる
始まって早々、日向君がミスを連発している
審判のところに突っ込んでいったり主将のレシーブを取ったり影山くんの後頭部にサーブを当てたりで見てるこっちまでビクビクする

菅「日向、相当プレッシャーがかかってるな
日向、落ち着け!」
日「はぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

日向のプレッシャーがかかったまま第1セットは終了した
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