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純粋少年とキラキラ王子

第1章 転入


~花巻side~

みなさん、初めまして。花巻貴大です
俺は今、非常に困っています
何に困ってるか知りたい?本当に?
じゃぁ、教えるよ。正解は…

「なぁ、花。いつになったら可愛い婿に会えるかな
あぁ、早く会いたい!そしてチューしたい!ハグしたい!
1日中婿のこと考えすぎて授業に集中できない
もはや徹の話さえ耳から通り抜ける」

ずっとこの調子である。途中から及川をdisってるがそこはまぁ、いつものことなので気にしないでおこう
こんな状態で明日の練習試合の相手校を言ったら確実にテンションが上がるだろうなぁ
多分、想來がいう婿は花君のことだろうな
彼は元々ここの生徒でマネージャーをしていた
特に同じポジションの岩泉に懐いててよく教わったり練習しているところを松川と見たことがある
京谷や矢巾、渡と結構仲がよかったことは今でも覚えてる
思い出に浸ってるとドアップに#NAE4#の顔が映る

花「うわぁぁぁぁぁ?」
「あっ、やっと気づいた?間近で見ると女子みたいに可愛いし松と付き合ったらお似合いだなぁと思って
オレの小説のネタになるし?こんな美味しいチャンス見逃せないでしょ
あっ、もしかしてオレに惚れた?って痛い痛い、頬引っ張らないで」
花「ほ、惚れるわけないだろ?惚れるとしたら松か岩泉だわ
ってあっさり松って言ってしまったー!
どう責任取るんだ!」
「あっ、ついに認めた?花松コンビ、サイコー!キャフー!
岩花もいいと思うけどやっぱ花松だよな!
矢京も合うと思うんだよなぁ。
だが最近はオレの従兄弟の勇とあの無気力の子、国見君だっけ?
あの子との国金?金国?もありなんだよなぁ」
花「俺と松と後輩を腐にするなぁ!」

俺たちの会話は廊下中に響き渡り、すれ違いに松と遭遇すれば気まずくなり横で松と付き合えオーラを出してる想來の額にデコピンをしておいた
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