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イケメン戦国 抗えない熱◆R18

第7章 その漆〈秀吉ルート/艶有〉




開きっぱなしだった襖を閉めて、行灯に明かりを灯した。

秀吉は最初から気付いていたのだ。襖が開きっぱなしだという事に。

だが、あえて閉めなかった。恥ずかしがるが、可愛くて愛しくて、仕方がなかったから。


「ごめんな、。ハラハラさせちまって。だけど……もうひとつの方は、大丈夫だ」


行灯の明かりに照らされた、の髪を優しく指で梳いて、その寝顔を見つめる。


秀吉の瞳に、もう不安や迷いは微塵もなかった。



答えを、見つけたから―――……






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