第7章 その漆〈秀吉ルート/艶有〉
が何度目かの絶頂を迎えた後、秀吉がやっと己の欲望を取り出した。
熱くそそり勃つ欲望は、早くが欲しくて涎を垂らしている。
びしょびしょに濡れそぼった蜜壺へ宛がわれ、すぐにでも中へ入ってしまいそうだ。
「…………愛してるよ」
「私、も……愛してる……」
既に眠たそうなの瞼に優しく口付けて、秀吉がゆっくりと欲望を沈めていく。
ジュプジュプと沈められる度に、は気持ち良過ぎておかしくなりそうだった。
そうしていつの間にか、外はとっぷりと日が落ちて、遥か彼方で星が美しく輝いている。
冷たい夜風が、熱く火照った二人の躰を撫でていき、部屋の中を照らす明かりは月明かりだけになっていた。
「あっあっあっ……!秀吉、さん……っ」
「、まだだ。まだ……終わらせない……っ」
「もっと奥、に……」
「だーめーだ。……お前の奥は気持ち良過ぎるからな。俺の方が持たない。だから、もう少しだけお預けだ」
「でも、今のままだと……もどかし、くて……」
「安心しろ。は、まだまだ沢山イかせてやる。……優しく、擦るからな」
「ひっ……あぁっ!」