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イケメン戦国 抗えない熱◆R18

第4章 その肆〈秀吉ルート/艶無〉




「そ、そうなんだ」

「ああ。……それに、今一番大事なのはお前だ。」

「……っ」

「確認したい。……は今、好きな奴って居るのか?居たとして、それは……信長様なのか?」


秀吉の問いに、は目を見開いた。そして、その問いを理解して、ゆっくりと左右に首を振る。

掠れるような、小さな声で、は答えた。


「違う。私が好きなのは、信長様じゃない……」

「……っ」


だんだんと視界がぼやけていく。
は、そのまま自分の想いを紡いだ。

自分が、誰を好いているのか。

誰を愛しいと、思っているのか―――……




「私が、好きなのは……秀吉さんだよ」





続く(次ページあとがき)
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