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イケメン戦国 抗えない熱◆R18

第2章 その弐〈豊臣秀吉/艶有〉





―――お前の躰が、俺以外の奴には感じないように……


お前の躰が、俺を覚えて、俺にだけ感じるようになればいい。

こんなんじゃ、全然足りない。


「の、心も躰も、俺を覚えてしまえばいい。絶対、忘れないように―――」


ふいに零れた、秀吉の本音。

けれど、その本音を聞かれないように、秀吉はの中を一気に貫いた。
ずっとガチガチに猛っていた秀吉の欲望が、何度も何度もの最奥を突きまくり……

ずっと欲しかったは、あまりの強烈な快感に、再び何度も何度も絶頂を迎えてしまった。

意識が遠退いていく中、微かに見えた秀吉の瞳には、うっすらと涙が滲んでいるように見えた。


(秀吉さん、違うよ。私、信長様に感じたからじゃない。もう、とっくに刻んでる。心も躰も、秀吉さんの事―――……)


の声は言葉にならず、そのまま深い眠りへと落ちていってしまう。

秀吉は肩で荒い呼吸を繰り返しながら、己の欲望を吐き出せないまま、の中から引き抜くのを躊躇っていた。

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