第34章 すれ違い
黒さんは、私に隠しているようだけど、
その…しょっちゅう…大人のお店に深夜に家を抜けだして行っているのを知っているし…
師詠さんは自分で遊郭で女を抱いているって堂々と公言していたし…
師詠
「大丈夫大丈夫!💚
必要の無い縁は勝手に断ち切れるからね💚💚
…と言うか、妖怪の女には妖力なんて最初から必要ないから、
例え嫁であってもバッサリ直ぐに断ち切るよ💚
だから……ちゃんと…四六時中繋がってるって……いやらしいね💚💚💚」
「( ;´Д`)いやらしい………」
(もう…なんで黒さんといい、師詠さんまで恥ずかしいこと
ペラペラ話せるんだろぅ…
でもまぁ 縁のこと……知れて良かった………あっ!!)
"バサッ"
私は再び布団に押し倒された。
師詠
「ゾンビにはならない…お望みならば不老不死にもならない……💚
これさえ分かったなら…もう僕を拒む理由なんてないだろ?💚」
「((((;゚Д゚)))))))あっ……」