第29章 ゴキブリホイホイ!
「…此処から少しだけ離れてしまうんですけど、
遊郭で住み込みで働こうかなって…
…こんな私でも良いってオーナーの方が言ってくれたので…」
黒
「遊郭!?おまっ、何考えてんだよ!!!
おいっ!いい加減にしろよ!自分が何言ってんのか分かってんのか!?」
完全に起き上がって私の身体を揺さぶる黒さん。
「ちょっ…(((´⊙ω⊙`))))ゔっ……気持ち悪っ……」
黒
「俺は認めない!!認めないからな!!!
って言うか!お前みたいなブサイクが遊女!?笑わせんな!ブス!」
「…ゔっ…ひどぃ…( ;´人`)…まぁ…でも真実ですよね…
…でも違うんです…遊郭で働くって言っても私は…
文使いやお遣いのお仕事なんです。」
黒
「そうは言っても!!お前、人間なんだぞ!いつ食われるか分からないじゃないか!」
「…そうですね。それはちょっぴり怖いですけど…」
黒
「それならどうして!?」