第29章 ゴキブリホイホイ!
黒さんが瀕死の状態で帰って来てから3日…
「黒さん。体調はどうですか?」
縁側で月光浴をしている黒さんに話しかける。
黒
「別に……(-_-)」
←あれからどんなに話しかけてもこんな感じだ
「……そうですか…。早く良くなると良いですね。」
黒
「…ったく!あっちいけよ!!俺に構うなよぉー」
子供のような黒さん…
これも今日で見納めと…私は黒さんのその表情を瞳にきざむ。
「…はい。…では…そろそろ行きますね。」
黒
「いけいけ…洗濯物でもしとけ!(-_-)」
「……ごめんなさい…もう洗濯物は…
黒さん、今までお世話になりました…」
私はその場に座り、頭を下げる。
黒
「(´⊙ω⊙`)は?」
黒さんは驚いたのか上半身を起こす。