第13章 屋形船〜お見合い〜
お互い見つめ合うこと…数分……
白梅衣
「…悪かったね、川を観賞中に邪魔をしてしまって……」
「い…いぇ……」
(はぁ…良かった…恥ずかしかった…(*´ω`*;))
白梅衣
「そろそろ席を外すとするよ…では後ほど…」
「はい(*´ω`*)」
白梅衣さんは私と別れ、
一足先に屋形船へと乗り込んでいった。
(白梅衣さんて…落ち着いた大人って感じ……
わたしとは釣り合わないなぁ…( ・∇・) )
「ふぅ〜」
「白梅衣さんは、アンタ狙いで間違いないね」
「!!」
いつの間にか、
白梅衣さん用に空けたスペースにクロウさんが座っていた。
それに何故か…さっきまで着ていた黒いコートやマフラー姿ではなく、
よく似合うブラックなスーツを着用している…(ネクタイ無し)
(さすが海外の妖怪…やっぱりスーツはよく似合ってる(*´人`*) )
「狙いがわたし??
まさか…そんな事ないですよ(*´ω`*)ノ
ほら…見てください。」
私は屋形船に先に乗った白梅衣さんを指差す。
「私に言った台詞…あの子にも言ってますけど?(笑)」