第7章 道連
陽炎
「おいっ!クソ女!!」
突然、陽炎さんが立ち止まりお座りした。
「あ……はい、なんでしょう……( ;´Д`)」
私は陽炎さんの元に行き、
見下さないようにしゃがみ込んだ。
陽炎
「お前…いま、何を迷っている?」
「へ?」
陽炎
「…話、聞いてやっから!あの木の木陰で一休みすんぞ!!
俺を抱いて移動しろっ!!クソ女!」
「( ;´Д`)はっ…はぃ……」
(話聞いてやるって……急になんのことかな…)
私は陽炎さんを抱き上げる。
「あの、木の下で良いんですよね……?」
陽炎
「………」
「陽炎…さん?」