第5章 彼女は俺のモノ!です!【R18】
「クロさん、今朝、なに話してたんですか?」
「ぁ? なにが?」
クロさんと話してから、ミカさんは俺を見てくれなくなった。
きっと、なにかあったんだ。
「ミカさんがおかしくなったの、クロさんが原因じゃないんですか?」
「だからわかるように言えって」
クロさんは、いつもミカさんと親しげに話しててイラつく。
クロさんは、ミカさんのこと好きなのか?
俺よりもバレー上手くて、俺よりも頭よくて────。
考えれば考えるほどイライラが増していく。
「リエーフもクロ先輩も、「ミカは俺の彼女だから手を出すな!!」
「ぇっ……?」
「「「おぉーーー」」」