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ハイキュー 短編集 R18

第4章 愛のカタチ




気付くと眠ってしまっていたようで、赤葦くんはヘッドレストを背もたれにしてこちらを見ていた。



「ごめん! 私寝ちゃってた……」
「疲れてたんですよ、もう少し休んでもいいですよ?」


赤葦くんの頬の赤らみは先程よりは落ち着いて見えた。


「いやいや、病人を差し置いて寝てらんないよ!」
「俺も休んだらけっこう良くなったんで、明日にはまた登校できます」
「ほんとに?」



ベットの端に腰掛け赤葦くんのおでこに手を当てる。


「うーん、さっきよりは下がってそうだけど……」
「ミカさん……」
「んっ? ……っ!!???」




名前を呼ばれ赤葦くんを見ると、どんどん顔が近付いてきた。














触れ合う唇。






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