第8章 年下の悩み【R18】
「ホラ、いつまでも他のヤツの臭いさせてないで? 俺、いじけるよ?」
「んー、脱げな、い……」
ミカは、むにゃむにゃしながら万歳している。
寝てるのか起きてるのかわからないが……まぁ、いつもよりは素直だなと。
俺は構わずVネックのニットを脱がせ、中に着ているブラウスのボタンを外す。
肌が見えた所で、そっと口付けるが身体にまでタバコの嫌な臭いが染み付いている。
ちっ、と舌打ちをして窮屈そうに収まりきっていない下着のホックを外せば、解放された豊かな胸が目の前に現れる。
「ほら、立たないと下脱がせないよ?」
「んぅーー……」
立つ気はあるのかと疑ってしまうほどに、彼女からやる気が感じられなかった。