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ハイキュー 短編集 R18

第7章 元カノ【R18】




「しんどかったんだな……」
「け……しん……」
「ぉぅ……」
「ばか……」


何も言わずに、繋心は私の頭を撫でてくれた。
私の中に溜まっていたいろいろなことが、堰を切ったように溢れてくる。


向こうを出る前にたくさん泣いたのに、まだまだ涙は枯れていなかったようだ。



子供のようにワンワンと泣く私を、繋心はただただ優しく抱き締めてくれた。

そのおかげで、繋心の胸元は涙で色が変わってしまった。

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