第3章 やっと迎えた3年の夏は輝いて…
「じゃあ、行こっか?早く終わらせて練習しなくちゃ...」
優しく微笑んで手を差し出す及川
そんなん、恥ずかしくて繋げるわけないじゃん...バーカ
そう思ったものの、私は笑いながら
「そだね。よーし!チャッチャッと終わらせるぞ~!!」
と言って及川の差し出した手を"パンッ"と叩いた
ま、何もしないのは可愛そうだしね!
"いったあ!!"と言いいながらも、2人で皆のところに向かった
あっちでは及川の反応に笑いが起こっている
春高予選まではあと、1ヶ月を切った
私たち3年生が高校を卒業するまであと、約7ヶ月.......
私と誰かが恋人になるまであとどのくらい...?
end