第33章 青春性愛ストロベリー【一松/えいが松】
「きゃっ……!?」
彼女の身体を持ち上げ、邪魔な机を足でどかす。小さな空間ができると、床に下ろしてそのまま組み伏せた。
薄暗い教室の中で浮かび上がる白い裸体。興奮で息があがる。
おれだって今すぐにでも激しくしたい。大好きな奥田の中をめちゃくちゃに突きたい。
「おれ、たぶん手加減できないから……」
奥田の足を開かせ、一度抜いた肉棒を再びあてがった。ジュブジュブに濡れた奥田のそこは、待ち構えていたようにおれを飲み込んでいく。
「ああっ……」
奥田のいやらしい声。
体重をかけて、さっきよりも深く根元まで突き刺す。
「っ……」
身体全部が奥田に包まれているみたいだ。すぐにイキそう。でも、できるだけ長く奥田の中にいたい。
「松野くん……」
奥田の声に我に返る。余裕がなさすぎて、聞き逃すところだった。
「な、なに……? 深いから痛い? 大丈夫……?」
もし痛いといわれても、やめられる自信なんてない。
「ううん……大丈夫……。松野くんとちゃんと繋がれて嬉しい……」
奥田は潤んだ瞳で微笑んだ。
なんて顔するんだよ。おれ、やっぱり奥田が好きだ。大好きだ。
やっとここに来れた。ずっと求めていた。
忘れたふりして、いつも奥田を探していたんだ。
もし奥田と再会できなかったら、一生クソな闇の中を彷徨っていたかもしれない。
「動くから……」
おれは床に手をつくと、腰を振り始めた。真上から深く奥まで一直線に突く。少しずつ加速し、夢中で奥田の中を擦った。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あんっ、ンッ、あっ……」
おれの動きに合わせて、奥田の妖艶な声。
「あんた、もっと激しいのが好きでしょ? これぐらい?」
スピードを上げれば、奥田の声が大きくなる。