第33章 青春性愛ストロベリー【一松/えいが松】
「奥田って、そんなエロい顔するんだ……ヒヒッ、可愛いよ……」
「い、いやっ! 見ないで! あんっ……強くしちゃだめっ……松野くんっ……!」
おれはかまわず指を動かし続ける。もう片方の手も使い、陰芽を摘んだ。奥田がまた声を上げる。
「奥田……イクところ見たい……」
マジで見たい。好きなコがおれの指で絶頂に達するなんて、想像しただけでヤバイ。こんなエロいことがこの世に存在していいわけ?
「っ……やっ……あんっ……ああっ……」
あのころ奥田とやりたかったことを、大人になったおれは叶えようとしている。奇妙な記憶の世界に迷い込んだまま。
「奥田、イッてよ……」
高速で責める指。同時に陰芽をこね回す。溢れた愛液が奥田の白い足を伝い、教室の床に滴り落ちた。
「あっ、いやあっ、それ以上はっ、もうっ、あああっ! あんっ! だめぇっ! あ! あ! あんっ! あああああああああ!」
おれに寄りかかりながら、ビクンビクンと大きく身体を揺らす奥田。彼女の中がきゅうっとおれの指を締めつけた。
「イッたね……。すげぇ可愛い……」
てか、イッたときってこんなに締めてくれんの? もしチンコ挿れてたらと思うと……。
ゴクンと喉が鳴る。
奥田とひとつになりたい。どうしてもなりたい。
息を切らして呆然としている奥田を窓際の机の上に座らせる。彼女の頭を窓にもたれさせた。
「ねぇ、そこで足開いてて……」
「っ……?」
まだぼうっとしているのか、奥田が不思議そうな顔をする。おれのいった意味が伝わってないのかもしれない。
おれは奥田のショーツを足から抜き取ると、机の上でM字に開かせた。
「できるだけ仰向けに身体倒して。このまま挿れるから……」
「えっ? えっ?」
戸惑う奥田。
おれはかまわずジャージとボクサーパンツを下げた。