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【幸村精市】隣の病室

第6章 彼女の弱音


俺の手術は成功した。

けど…


真田「すまない…」


関東大会…立海は負けたらしい。
真田が「次は必ず…!」なんて言うもんだから…俺はつい怒鳴ってしまった。
そんな言葉は…聞きたくないから。

…おまけに泣いてしまった。


病気をするとわかる。
“次”なんてのはない。あるのは“今”だけなんだ。
今を精一杯生きる…これが大事だって思い知らされたよ…


それからブン太達から聞いたけど、
さんが辛い中待っていたらしい。
それを聞いて思った。

だからあんな夢を見たのかな…って。
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