戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第9章 朧月夜の巻―家康中将-<R18>
舐めだした途端、舞は喘いでふるりと全身を震わせた。
いろいろ経験があるような事を言っているが、まだ生娘なのだ。
改めて家康中将は気が付く。
この姫は東宮に入内する予定であれば、なおさら、おとこを近づけさせないよう、家の者は注意しているはずだ。
生娘ならばこの紐を外させる方法がある。
家康中将は更に割れ目に沿ってじゅるじゅると音をわざと出しながら舐めだし、すると、時々舞の口の動きが止まるようになる。
こちらの快感がたまらないらしい。
口の動きを止めて、熱を咥えたまま、舞はうめく。
「あ…ああ…なん、て…」
「…なんて、どうしたの?」
家康中将は口の動きを止め、舞の言葉の続きを待つ。
「こんな…気持ち良いの…初めて…」
振り向いてうっとりと蕩けた顔を見せて言う舞に、無論、生娘なら知らないだろう、と家康中将は思う。
家康中将は自分が優位に立った事に気が付いた。
「手の紐を外すんだ。俺が手でもっと快楽に堕としてあげる」