第49章 天女と淫靡な愛をする　―信玄源氏＆女三ノ宮―＜R18＞

「止めちゃ…いや…」

信玄が体勢を変えようと一度動くのを止めると、途端に甘いおねだりがなされる。

「このままが良いのかい？」

「うん…このまま…ほし、い…」

信玄が問うと舞は、そのままで信玄が欲しい、と言う。

「あぁ…可愛い…なぁ…」

信玄がゆたりと微笑み、そして「ほら」と己をずんと突き上げる。

「あぁぁぁん！」

突然激しく突き上げ出した信玄の動きに、舞は嬌声をあげる。

信玄にしがみついて揺すられる舞が、信玄を締め付けて達するのはすぐだった。

「あ…だめ…だ、め…」

またも締め付ける舞に、信玄も自分の精を送り込みつつ、信玄は思う。

『相変わらず反応の良いからだだ…俺ならもっとこうするんだがな…衛門の督はその点、やはりまだまだか…』

達してからだのちからが抜けた舞がだらりと信玄に寄りかかり、信玄は舞を抱き留めそのまま横にゆっくりとなり、二人はそのまま眠りについた。





舞の目が覚めると信玄は既におらず一人だった。

「宮様、お起きになられましたか？」

信玄付きの女房が慣れた体で「失礼します」と御帳台の中に入ってきて、「お召し物のお手伝いを致します」と舞の装束の着替えを手伝ってくれた。