戦国源氏物語-イケメン戦国と源氏物語の融合-〈改訂中〉
第49章 天女と淫靡な愛をする ―信玄源氏&女三ノ宮―<R18>
「…あっ…あっ…そこぉ…」
男女の交接する音だけが、二人の世界に静かに響く。
「え、もん、のかみぃ…も、だめぇ…」
女の甘やかな声がし、男が腰を振る動きを早める。
その都度、淫靡な水音と交わるからだの音がぱんぱんと鳴り、否応にも二人の絶頂が近い事を知らせる。
「あああっ…」
女がぶるぶると震え、弓なりにのけぞり、達した事を知らせるが、男はまだ達していないらしく、その女の細腰を掴んだまま動きを止めない。
「あっ…まっ、て…あぁ…だめぇ…そこ、いやぁ…」
達した女は小さく止めてと頼むが、男はその声を聞かず、腰を更に押し進める。
「あっ…あっ…ああん、また…っ…」
女が言い、また達したらしかった。
男も「あぁあ…」と大きく一度ため息を漏らし、達したらしく動きをようやく止めた。
「衛門の督、激しすぎよ?」
二人は事後、褥に横たわり着ていた着物をひきかぶり、裸で抱き合う。
「仕方ない。舞様のからだが良すぎるのです」
全力で交接しながらも若い衛門の督のからだはすぐ戻り、抱き合う舞のからだに反応しつつある。
「ほら、もう舞様を抱きたくてこんなになってますよ」