第13章 映画のヒロインは君 忍足侑士
忍足「なぁ、、今日は映画 一緒に見てくれておおきにな」
『ん?別に暇やったし』
忍足「そーか」
なぜか、クスクスと笑う侑ちゃん。
忍足「、今まで秘密にしとったことがあるんや」
『えっ?秘密?』
忍足「.....おん」
『.....?』
忍足「俺、今までのことが好きやったん。」
『う、うそ.....?』
忍足「ほんま!
せやけど、もうこの話はしまいにしよか!
変なこと言ってすまんな!帰ろか!」
『あっ、うん.....』
私は、グルグルと侑ちゃんの告白のことを考えながら侑ちゃんに家まで送ってもらった。
と言っても、お隣同士だけれど.....笑
忍足「ほな。またな!」
『おんっ』
私は、侑ちゃんの背中を見たまま立ち止まっている。
『侑ちゃんっ!!』
私は、侑ちゃんの背中に飛び付く。
忍足「えっ?!どうしたん?!」
侑ちゃんは、ビックリしたようで肩をビクッと揺らした。
『侑ちゃん、さっきの答え.....私も、侑ちゃんのこと好きやで!』
忍足「えっ.....?!ほんまに.....?」
『ふふっ、たぶんね!』
忍足「た、たぶん?」
『そう。まだ、侑ちゃんへの好きな気持ちは曖昧だから、私に侑ちゃんのこと一番好き!って言えるように私の事、落としてよ』
ニッと挑発をするように私は、笑った。
忍足「クスッ....分かったわ。
俺が、を落としたるわ!」
侑ちゃんも、ニッと悪戯っ子のように笑って言った。