第12章 Change i answer in your answer
私は立海の中学二年生。
。
私は、立海大附属、こと立海に1年前に入ってきた。
─── 1年前 入学式 ───
『ここ、どこだろ?』
私は、入学式会場である体育館に向かおうとした。
.....が、私は絶賛迷子中..。
あぁー!!これじゃあ、入学式に間に合わないよ!!
幸村「おや?
初めて見る顔だね。新入生かい?」
と、綺麗な顔をした先輩に話しかけられた。
『あっ、はいっ
迷子になってしまって...』
私はその先輩に自分が迷子になってしまったことを言った。
幸村「そっか。
まぁ
ここも私立だから結構広いし、そうなるよね
俺も、最初はよく迷ったもん」
と、色々話ながら、先輩と一緒に体育館へ向かった。
私は、その日からどんどんと精市先輩と仲良くなっていった。
精市先輩が、部活が休みの日などに遊びに行ったり、学校ではお昼を一緒にしたり、植物を植えたりもした。
そうして、精市先輩と日々を過ごしているうちに、私は精市先輩のことが好きになっていたのだ。
─── 回想 end ───
今日もまた、精市先輩とお昼を一緒にしている。
幸村「そうえーばさ、ちゃんは彼氏、いるの?」
これまた、唐突ですなぁ~…
『私ですか?私はいませんよ』
ふふっ、と笑いながら私は言った。
“精市先輩が好きだから、私は彼氏を作らないんですよ”
なぁ~んて言えたら楽なのになぁ~笑
幸村「ふふっ、そうなんだ?」
クスッと綺麗な微笑みを浮かべる精市先輩。
鼻血もんだわ。
『精市先輩は、付き合っている人とかいるんですか?』
私は思いきって聞いてみた。
幸村「ふふっ、さぁ、どうだろうね?」
うわぁぁ、頑張って、ドキドキしながら聞いたのに、はぐらかされたー!!
再チャレンジ!
今度は少し、質問を変えてみよう!