第11章 Let's make believe that...
次の日からは、部活がある日も無い日も、二人で過ごす日が多くなった。
お互いの家に行ったり、ショッピングしたり、ケーキバイキング、そして、テニスなどのスポーツをしたりと三週間を過ごした。
そして、対に3週間と1日目。
ケーゴに答えを出すべく、私は、昨日の夜にメールで言われた場所へ行く。
跡部「おう。来たか。」
『もう来てたんだね
待った?』
跡部「いや。来たばっかりだ。」
そう言うケーゴの顔は少し緊張している様子。
まぁ、当たり前か。
好きな人から答えをもらうんだもんね。
私は少し息を吸って答えを言う。
『ケーゴ。ごめんなさい。
今は、友達でいたい。ケーゴといる時間はとても楽しかった。
だからまず、友達として、もう少しお互いを分かってからこの間の言葉を言ってほしい。
今回は、ラストチャンスにしなくていいから。』
ケーゴは少し悲しい顔をする。
跡部「そうだな。.....それじゃあ、友達としてよろしくな」
私達は握手を交わす。
友達以上 恋人未満
私達は友達以上になれるのか。
それとも、恋人未満のままなのか。
ケーゴ、私を振り向かせられるように、頑張ってね?
end.