第9章 赤い夕日に照らされて 不二周助
~side~
こんにちわ
只今、青学の男テニの天才こと私の彼氏の不二周助を教室で待ってます!
ちょうど、教室からテニスコートが見えるから、なんの練習をしているか分かるんだよね
パコーンッ
パーンッ
心地いい、テニスボールの音。
そんな、テニスボールを打つ音を聴きながら、私の意識はブラックアウトした。
~不二side~
もうすぐで、部活終了時刻だ。
校舎についている大きな時計を見ながらそんなことを考える。
え?早く部活が終わってほしいのかって?
ふふっ、まぁね。
別に、部活が...テニスが嫌いな訳じゃないよ
ただ、好きな人に早く、1分でも、1秒でも早く会いたいから。
クスッ...溺愛し過ぎ?確かにそうかもしれないね。
そんなことを考えながら、練習を続ける。
大石が、ロブを出して俺たちがスマッシュを打って、ボールかごに入れるってやつ。
結構コレが、難しいんだ。
みんな簡単そうにやっているけどね。
大石「不二!今はテニスのことだけを考えろ!」
不二「うん。ごめん」
僕は苦笑をしながら上記を言った。
のことを考えてたら、大石に注意されちゃった。
菊丸「不二が注意されるなんて珍しいにゃ~!
なんかあったの?」
不二「ううん。特に何も?
でも、心配してくれてありがとう」
菊丸「そう?ならいいんだけど.....
何かあったら言えよ!」
不二「うん、ありがとう」
注意された僕を英二は、心配してくれたみたいだ。
英二は、Dを得意とするからかな?
それとも、前衛だからかな?
色んな人のことをよく見てる。