口がクソ悪いのでトリップしてしまいました。『H×H』
第1章 口が悪くて何が悪い!犯罪を犯さないだけマシだと思え!
前ページに出てきた『アイツ』とは、あたしが勝手に神だと思ってるだけです。
だって、こういったトリップ物には神がトリップさせてくれるものでしょ?
フェル『ほら着いたよ。ここが今日から君が暮らすところだ』
目の前の建物は、ちょっとこじんまりしているが外装は、洒落てて2階建ての建物だった。
多分、1階がバーで2階が居住空間となるのだろう。
セツナ『なんか、洒落ててかっこいい。』
見て思ったことを声に出すとフェルは、嬉しそうに『そっか、ありがとう』と言った。
フェルが店のドアを開け、私に中に入るように言ってきた。
中に入るとやっぱり洒落ていた。
落ち着いた色合いの物で統一されていた。
フェルがカウンター近くの椅子を勧めて来たので椅子に座る。
フェル『なんか飲む?ほら、ドリンク選んで?』
フェルが渡してきたドリンク表には、お酒も書かれていたし、オレンジジュース、カルピスなど子供っぽい飲み物も書かれていた。
セツナ『じゃあ、ミルクティで』
ミルクティを私の目の前に差し出すと、フェルは真剣な顔立ちに変化した。
フェル『まず自己紹介が必要だね。私の名はフェル。時空の神の使いをやっているものだ』
あ〜。よくあるやつですね。わかりました。
フェル『じゃあ、なんで君がこの世界に来たかを説明するよ。まず、この世界がどんな世界かと一言で言うと、君の大好きなハンターハンターの世界だ。』
やっぱり?そりゃ周りにハンター文字が書かれていたら分かりますよ。
フェル『そして君は、ハンターハンター好きの中から1人に選ばれた。ある1つの使命の為に。あ、選ばれたと言っても適当に選んだわけじゃないよ。元の世界でのハンターとしてなれる素質が一番高かったのが君だったんだ』
なんだそれ?
ハンターとしてなれる素質?
だってこの世界に来る前から身体能力も特別高かったわけじゃないし......
フェル『ハンターとしてなれる素質がある者は、この世界で生き延びれる可能性が高い。然し、ない者はこの世界に来たからと言って生き延びれる可能性は0に近い。ここまでは分かったよね?話についてこれる?』
セツナ『大丈夫。』
フェル『そっか。続きを言うね。』
それからフェルの話は、長々と続いたので次のページに載せます。