第3章 魔王様!!!??
HR.が終わり、授業と授業の間の休み時間がやって来た。
でも、休めない。
なぜかって?それは、HR.が終わった途端に私の机の回りに集まって来て、質問攻めにされてるからさっ!!!!
休み時間と言う名の地獄だよねっ!!!!
少しは休ませて!!!!
え??何て言う質問されているかって?
んー、めんどいから一部始終をご覧くださいっ☆
「神永ちゃんは、どこから来たの?」
『んー、ドイツだよ~』
「ドイツ!?何年くらいドイツにいたの?」
『んー、生まれた頃から小4までいて、三ヶ月日本のばーちゃんの所に行ってて、それから戻ってきたから、、、14年と9ヶ月かな~?』
「そ、そんなに!?」
と、まぁこんな感じっすわ
(いつもはテンション高い#神永#ちゃんも、ヘトヘトだね?)
本当よ!!!!
こんな大勢に囲まれて、めっちゃ質問受けてるもんっ!
(そっか、頑張れ(笑))
他人事なっ!!!!
(……)
またも、ノーコメント!!!!
デジャヴ!?
まぁ、いいや。とにかく誰か、この地獄から私を解放してくれ。
キャァァァァァァァアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!
な、何事っ!!!!??
仁王丸井「あ……」
『二人してどう??「君が華さんだね?」……はい、そうですけど??』
被ったぁぁぁぁぁぁあああっっ!!!!!!!!
『それにしても、何故私の名前を??』
??「それは、柳から聞いたからだよ」
『……あああ、柳…って誰だ?』
仁王「知らないのに知ってる素振りをするんじゃなか。」
『転校してきて、そいつの名前知ってたらストーカーっしょww』
仁王丸井「(柳……)」
『ま、良いや。ねえ?君の名前は?』
??「俺は、幸村精市。
急なんだけど、部活、何処にはいるの?」
仁王丸井「(やっぱり、そっちの話でしたかぁぁあ!!!!!!!!)」
『ん?帰宅部☆』
幸村「フフッ、華さんは面白い人だね」
あれ?またまたデジャヴ?
面白い人って、初対面の人にまた言われた気が……