第13章 子供と隼とProcellarum。(後編)
「……流那と隼さんが…。」
固まったまま動かない夜。
「許嫁…か。」
なぜか納得する始さん。
『始さん、納得しないでください!!』
固まったまま動かない夜の代わりに突っ込みを入れると隼さんが可笑しそうに笑い出す。
「僕と流那、お似合いの夫婦だよねっ♪」
『どこがじゃあ!!』
思わず鳩尾にストレートを決める。
「いっ、たいよぉ…ぐはっ。」
ソファーに崩れ落ちる隼さんに気がつき夜が我に返る。
「しゅ、隼さん!!」
慌てて隼さんに駆け寄った夜はそっと手を差し出して楽な体制をとらせてあげる。
「夜は天使だねぇ…。」
しみじみと隼さんが呟く。