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ツキノヒメ。

第12章 霜月と…。




月原流那六歳。


今日はお父様とお母様と京都ってところに来てました。


連れていかれたのは大きなお屋敷。


私のうちよりも大きい。


京都らしく?って言われて着物を着せられてその家に入っていく。


なんにんもの使用人さんが頭を下げてくる。


軽く会釈してお父様とお母様についていく。


そして客間と思わしき場所へつき座らされる。


数分後に私たちが来た方のドアが開き男性と女性、それと私と年が変わらないくらいの男の子が現れた。


お父様とお母様が立ち上がったので私も会わせて立ち上がる。


「ご無沙汰してます霜月さん。」


「こちらこそわざわざご足労感謝いたします。」


お父様と男性はギュッと握手をしている。


お母様と女性も楽しそうに会話していた。


チラッと綺麗な白い髪の毛の男の子と目が合うが恥ずかしくてすぐそらしてしまう。


お父様とお母様が再び席についたので私もその隣に座る。


落ち着かなくてそわそわしてしまう気持ちをよそにそれを見せないためにじっとおとなしく座っていた。


そのうちにお父様が私の紹介を始めた。


「うちの娘の流那です。
今年6歳になりまして物静かですが、この間のあれで…ちょっと記憶が…。」


「そうだったのですか…。
それはお気の毒に…。
ああ、すみません。
この子は隼と言います。
もうすぐ7つになります。」


あの男の子、隼って言うんだ…。


「あとはこの子達次第ですがどうてすか?あとは二人の相性ってことで?」


「そうですね、そうしましょう。
隼、流那ちゃんと遊んできなさい。」


「はい、お父様。」


隼はゆるりと父親の方を見て微笑むと私の方へと歩み寄ってくる。


「流那、おいで?」


『えっ…は、はい…。』 


差し出された手に自分の手を重ねては客間から出ていく。


お母様達がニコニコしながら手を振っている。


なんかちょっと恥ずかしいけど。


隼は自分の部屋に私をつれていった。


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