第7章 撮影会とお姫様。(Six Gravity編)
「月原さん入りまーす!」
スタッフの人が私のスタジオ入りを告げる。
私はさっきとは対照的なクールな女優のように表情を一切崩すことなく"よろしくお願いします"と頭を下げてスタジオへと入っていく。
「あ、流那ちゃん今日もバッチリ決まってるね。」
と眼鏡の奥で優しく微笑む春さん。
天然タラシ…。
とか心の中で思いつつ"ありがとうございます"と薄く笑みを作る。
「流那さん!今日もお綺麗ですね!」
「本当に!こんな綺麗な女性といつも一緒に生活なんて不思議なくらいですよ!」
と、THE元気組に言われて二人の頭を撫でてあげる。
嬉しそうにしてる二人をみて少しだけ自然と笑みか溢れる。
「おー、流那~もう撮影モードって感じだな。」
「たしかに、いつもよりクールな感じ。」
と王子様と無表情OSはなにか納得してるし。
「流那、今日はよろしく頼む。」
おぉ、やはり王様は違う。
『よろしくお願いします、始さん。』
軽く会釈をして、みんなにもまた向き直って改めて口を開く。
『みんなも、よろしくお願いします。』
みんなにも軽く会釈をする。
「「「「よろしく(ね/~/お願いします)」」」」
あまりにもバラバラでちょっと笑いそうになったけど、あくまでもポーカーフェイス。
撮影の準備が整い全体での撮影が始まる。
椅子にこしかける私を中心に囲むように配置につくグラビメンバー。
ちなみにこの構図を提案したのは我らがリーダー始様だ。
グラビにしては少しクールすぎるのではないか?という意見もあったが何だかんだでこれに決まった。
そんな解説をこの小説を読んでくれてる皆様に説明している間に←全体での撮影が終わったようです。
「個々の撮影に入ります!!」
と、スタッフの声がスタジオに響いた。