第6章 撮影会とお姫様。(Procellarum編)
今日はアイドル雑誌の撮影。
Six GravityとProcellarum、両組と撮影だった。
最初はProcellarumとの撮影。
純白のドレスを身に惑い唇には淡い桜色のリップ、髪の毛は地毛をいかしたゆるふわカール。
プロセラメンバーが先にスタジオで待っていて私がスタジオ入りすると、スタッフもみんなもわぁっと拍手で迎えてくれる。
『よろしくお願いします。』
プロセラのイメージに会わせた衣装とメイク、それに似合うふんわりとした笑顔をスタッフやみんなに向ける。
「……流那、お姫様みたい…。」
「涙?"みたい"じゃなくて流那さんは俺らのお姫様なんだよ?」
「そうだった…。」
「まあ、普段一緒に過ごしてるときとは別人みたいに可愛い女の子って感じだし、涙の言いたいこともわかる気がするよ?」
「おい、夜。
それはなにか?普段は女の子らしくないって言いたいのか?
可哀想に、俺から見たら流那は普段から可愛い女の子だっていうのに。」
「ちょっ!そう言うことじゃないよ!違うからね流那ちゃん?!」
『ふふっ、わかってるよ夜。』
みんなの会話が面白くてニコニコと笑っているとそれまで黙っていた隼さんが口を開く。
「母性に溢れ、優しく包み込むようなその微笑みと態度……まさにプロセラのお姫様に相応しいね。」
「最初はグラビ側の方がイメージぴったりだったからな、ここまで変わると驚きだな!」
「フフッ、たくさん努力したんだよね?お姫様?」
『よく知ってますね~隼さん、さすが魔王様ですね。』
ふわりと微笑む。
最初はぎこちなくしか笑えなくてすごく悩んだ。
本当に私がProcellarumのお姫様になれるのかって不安になることもあった。
でも、皆と一緒に過ごしている間に自然と出来るようになっていた。
みんなのお陰でね。