第16章 痛み。(涙ルート)
【涙side】
酷く苦しかった。
一人でいることが。
すごく辛かった、
誰かが僕を恨むことが。
「ごめんなさい。」
自然と言葉が出てきた。
誰に謝っているのかもわからない。
ふと思い出した。
兄さんのことを。
《痛い!》
「っ!!」
夢だった…。
夢なんだけど、どこか現実味があって…酷く怖くなった。
それからしばらく、寝付けない日々が続いた。
気がつけば流那に連絡をいれていた。
いつからこんなにも流那を頼りにしてしまっていたのだろうか…。
「流那…。」
気がつけば名前を呟いていた。