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ツキノヒメ。

第15章 子供と始とSix Gravity。(後編)




母から一連の説明があった。


始さんの父親には、長女(母)、次女(伯母)がいたらしい。


しかし、母は父と結婚してからお祖母ちゃんとうまくいかなくなり睦月家とは縁を切った。


だから私にはその事を伏せていた。


ということらしい。


そしてあかりちゃんについては。


「妹ね、ついこの間飛行機事故で亡くなったの…あの子の旦那も一緒に…。
あかりちゃんを私に預けて海外で少し仕事に出ていてその帰りの飛行機で…。」


やっと思考が追い付いてきた。


つまりは、あかりちゃんも従姉妹であってあかりちゃんの本当の両親は事故で亡くなってしまって、代わりに母が親代わりになる。


そういうことだったのか。


全部が繋がった。


あかりちゃんがお母さんたちは生きてたといっていたことも、私があかりちゃんのお母さんに似てるという点も。
妙に隼さんになつかない理由も。
(そんなぁ、酷いじゃないか流那。)


すべてを受け入れた上で私は。


『お母さん、あかりちゃんのことちゃんと可愛がって育ててあげてね?』


「勿論よ。」


「俺からも、お願いします。」


始さんが頭を下げる。


「「俺達からも。」」


黒年中二人も頭を下げる。


「僕たちからも、よろしくお願いします。
お義母さん?」


いつのまにかプロセラの面子も集まりみんな揃っていた。


『あかりちゃん?』


「う?」


『いつでもまた会いに来てね?』


「う…あのね、あかりね?」


『うん。』


「本当のママにはもう会えないの…ほんとはね分かってたの…新しいママのところにいかないといけないのも分かってたの…。」


『うん…。』


「でもね…でも……本当は、イヤだ…ママに会いたい…。」


『…うん。』


「だけどね…流那がいりゅから…はじめがいりゅから…だからもうだいじょーぶ!」


『っ…うん。
居るよ、いつでも会える。』


「えへへ。」


キラキラの笑顔が咲き誇った。


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