第14章 空と子供とSOARA。(番外編)
【空side】
「おー空、どうした?慌てて?」
「新さん!あ、いや…いいフレーズが浮かんだので部屋に戻る途中です!」
『あ、あのっ!!』
突然不安そうな顔をして話しかけてきたのは、事務所の同期の月原流那さんだった。
『ここに、6歳くらいの女の子来ませんでしたか?』
6歳くらいの女の子ってことは間違いなくあかりちゃんの事だろう。
「あーはい、居ますよ!あかりちゃんですよね?」
「あぁ…よかった…。」
葵さんが胸を撫で下ろした。
「すみません迷惑かけちゃいましたよね…。」
「えっ?!そんなことないですよ!」
「俺たちがちゃんと見てなかったから…。」
「大丈夫ですって!大人しくしてくれてましたから!」
葵さんと駆さんが頭を下げてくれる。
すると突然。
『あ、えっと…大原くん…。
この事はあまり公にしないでほしいの…大原くんやSOARAの皆さんが黙っててくれたら助かるんですが。』
困ったような顔をする月原さんがいた。
だから俺は満面の笑みで。
「大丈夫!秘密にしておくよ!」
そう告げた。