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【ハイキュー!!】マイボーイ【R18】

第6章 negotiable


「山口は相変わらずだね」

「え、そうかな?」

「優しい幼馴染みを持ってんなぁ、月島もつばめちゃんも」

「そんなことないですよ。それに俺は幼馴染みって言うより」

窓の外に目をやった月島が山口の言葉を遮った。

「あぁ……そういえば菅原さん」

「ん?」

「これからつばめがうちに来ますよ。きっと」

「おー」

「速やかにお家にお帰りくださいね。じゃなきゃ楽しめることも楽しめないんで」

「は!?」

"楽しむ"の意味はお年頃の高校生男子にはピンと来ないはずもないだろう。

「何言ってんだよお前!」

「じゃあここにでも隠れて見てます?
僕がへんなことしたら止めないとですもんねぇ」

「ははっ、イイご趣味じゃないの……」

インターフォンの音が家中に響く。つまりは男たちの望む小鳥が本当にやってきたということ。

「で、どうします?」

「……わかったわかった、ほら、山口も」

「え? 俺も?」
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