《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第30章 【参考】補足と裏設定(ネタバレ注意)
《赤塚警察署について》
原作では若いながら、チョロ松は「警部」、トド松は「警部補」であったことから、「二人はエリートである」と考え、赤塚警察署もただの小さな警察署ではなく、所轄の中でも大きな力を持つ警察署として曖昧に書かせていただきました。ただ、警視庁ほどの力はありません。
《夢主の階級について》
交番勤務などを飛ばして、赤塚警察署の捜査一課にいきなり配属となった夢主もトド松と同様にそれなりのエリートです。
成績が悪いなどと書きましたが、これは一人称である彼女の主観です。あつし理事官にも『座学はいいが、実技が悪い』と言われたように、彼女は体が小さいだけであり、力がないことへのコンプレックス、流されやすくはっきりしない性格、警察官としての自信のなさから、自分はだめだと思い込んでいます。
また、彼女の階級は本編では書いておりませんが、トド松と同じ「警部補」です。
《夢主の服装について》
現実の捜査一課の警察官は私服で捜査するそうです(調べた範囲での話なので実際は知りません)
しかし、原作でチョロ松がトレンチコート、トド松がスーツを着ていたため、夢主の服装もそれに合わせて、スーツジャケット、ブラウス、スカート(またはパンツ)というきっちりとした服装に設定しました。
《工場の空調について》
製造室には温度センサーが部屋の奥についており、入り口にはセンサーがついていないという設定になっています。
部屋の奥の温度のみ計測しているため、空調が動き続けたことになっています。
また、空調の吹き出し口は、部屋の中、入り口共にあるという設定です。
《カラ松・トド松の両親について》
イメージは松造と松代で読んでいただいたと思いますが、実はこの作品世界での松野トド松とカラ松の両親は、松造・松代ではありません。不幸な設定のため、アニメのキャラを使いたくなかったので、わざと名前を書いていません。ご自由に想像して読んでいただければと思います。