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《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)

第27章 トド松END〜警部補とわたし〜(※)


先輩は動きながら耳元で囁く。
「さっきの返事。ただいま」

え?

瞬間、トド松先輩の身体が大きく滑り、私の中にぐちゅりと侵入した。

「ぁんっ!」
私は身体を反らせて鳴く。

「ねぇ、ゆりちゃん。今日はずっとこうしてよう?」
トド松先輩の甘い声。
うっとりと耳を傾けてしまう。

「はい……」
頷くと、先輩は律動を始めた。

本当におかえりなさい。
トド松先輩。

今までいろいろなことがあった。
悲しい想いも、切ない想いも、やりきれない想いもした。

でも、もう苦しまないで。
私はずっとあなたのそばにいる。

ここを出たら新しく始めよう。
私たちふたりの人生を。

きっと幸せになれる。
私とトド松先輩なら。

「ぁんっ、んっ、んんっ、せ、先輩っ、わたしっ、ぁんっ、イッちゃうっ……!」

絡み合いながら、深く口づけを交わす。

「いいよ。たくさんイカせてあげる」

トロトロととろけるような幸せな時間。
いつまでも終わらない。

私たちは声を上げながら快感に狂った。



私とトド松先輩が地中海のとある島へひっそりと移住するのはそれから約一ヶ月後。

チョロ松警部はすべてを理解し、笑顔で送り出してくれた。

すぐに式を挙げ、翌年には双子の可愛い男の子と女の子にも恵まれる。おしどり警察官夫婦として、私たちは島民の安全を守ることになるのだけれど、それはもう少し先のこと。

小さいけれど、たしかな幸せ。
私とトド松先輩は手を取り合ってこの地で生きていく。


そう、それもまた別のおはなし。
私たちふたりの特別な物語。















―END―






【予告】
次はエピローグ(ノーマルEND) 第28章へ







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