《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第23章 カラ松END〜洋館の主人とわたし〜(※)
「カラ松さん、今度はちゃんと……ゴム……」
はっきり言うのも気恥ずかしくて、小さい声で言ってみる。
カラ松さんは頷いた。
「ああ、心配はいらない。持ってきた」
ベッドの下から服を拾い、ポケットから小さな箱を出す。
「あの……カラ松さん、ここでこんなことをしたら、声が外に聞こえちゃうでしょうか……?」
心配になって尋ねると、カラ松さんは可笑しそうに笑った。
「何が困るんだ? 不倫でも浮気でもない。咎められることなど何もないだろう? 俺がゆりちゃんを好きなことは、従業員みんな知っている。なんなら、聞かせてやればいい」
「聞かせるって、そんな……バレないように照明を消しておけって言ったじゃないですか」
カラ松さんは避妊具をつけると、私に覆い被さった。
「ああ。来る前は、な。止められても困ると思ったから。でも、もう大丈夫だ。コトを始めた俺たちを止めるような無粋なやつはいない」
カラ松さんが身体を私の裸にぴったりとくっつける。
肌が擦れて彼の身体のラインが分かった。
「ゆりちゃん、足を開けるか?」
言われた通り、左右に開く。
恥ずかしい。
カラ松さんは開いた足の間に身体を滑り込ませた。
「もっと開けるだろう?」