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《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第20章 謎はあの色で終わる
手記はここで終わっていた。
私は顔を上げると、封筒に文書をしまった。
私が警察官になって初めて関わった事件。
謎は全て解けたが、どうしてこんなにもやりきれないんだろう。
この仕事を続ける限り、たぶんこの先もこんな思いをたくさんするに違いない。
それでも私はこの道を選んだ……。
私は封筒を鞄にしまうと、大きく息を吐いた。
もうすぐ日が暮れる。
見上げると、空は一面、きれいな<ピンク色>に染まっていた――。
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