《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第11章 一軍様のリッチなお誘い(※あつし)
そう言うとさらに下ろそうとする。
「やめて!」
掴んだ手をさらに強く押さえて止めようとすると、あつしさんは手を止め、私の顔を覗き込んだ。
「ただし、君が手を離してくれないと力加減を誤って、うっかり爪を引っ掛けてしまうかもね。そしたら、君はこの後、電線したストッキングで過ごすか、何も履かずに一日過ごさなくてはいけなくなるよ? いいのかな?」
「……!」
今はまだ午前中。
これから一日ストッキングなしで仕事をするわけにはいかない。
私は手を離した。
「ふふ、素直でいい子だね」
あつしさんは私の頭を子供にするように優しく撫でると、再びストッキングを下ろし始めた。
「あ……」
恥ずかしい……。
「きれいな足だね……」
あつしさんは現れたばかりの生の太腿にキスをすると、足の先から器用にするりとストッキングを抜き取った。
「ね? 脱がせるのには自信があるんだ……」
あつしさんは太腿に何度も口付けをすると、すーっと足の先まで唇を滑らせた。
「あぁんっ!」
思わず悲鳴を上げると、笑いながら私の足の指を舐め始める。