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そして今日も生きていく【R18】

第9章 新しい恋


颯太said

俺は海堂と分かれいっくんの待つ食堂に向かった。

「ごめん!遅くなっちゃった!」

「ん?んん。」

いっくんは先にパンを食べていた。
何か可愛い……
いっくんってこんな可愛かったっけ?
てか……

「な、何で将樹くんが……」

「お前に用があるから。」

え……俺に?
何?怖いんだけど……
本当に苦手……この人……
いっくんと将樹くんどうして仲いいんだろう。
いっくんが1番仲良くならなそうな人なのに。

俺はいっくんの隣に座った。

「あ、あのー……なんでしょうか……」

「お前さ、能力者だろ?」

「っ!?」

ガタっ!

驚きのあまり立ち上がってしまった。

「颯太、落ち着けよ。何もしないから。」

いっくんが俺の腕を掴み無理矢理座らせる。

「……そうだよ……」

「俺も能力者だ。」

「え……」

将樹くんが?
全然分からなかった。

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