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そして今日も生きていく【R18】

第12章 味方か敵か


将樹side

「まさき……?」

「っ!好きだよ!!伯父さんのこと!やることめちゃくちゃで……勝手に決めて……親父に似てて……嫌な所ばっかだけど……伯父さんの事大好きだ!////」

もうどうなってもいい……
そんな気持ちだった。
最期なら……せめて……嫌な思いよりいい思いで迎えた方が俺も嬉しい。

「……それさ……もっと……早く……聞きたかったな……」

そして伯父さんはゆっくりと目を閉じた。

「将樹……後は頼んだ……俺は先に……お前の親父の所に行くからな。……ちゃんと見ててやるから……しっかり生きろ……」

伯父さんはその言葉を最後に息を引き取った。

「くそ……くそ!!」

俺は伯父さんの手から銃だけ抜き取り、その場に寝かせたまま立ち去った。

後に知った……
伯父さんは全て俺のために計画していたことだった。
施設の管理人になったのも……アイツらに手を貸していたのも……
俺を政府から守るためで……俺の復讐心を満たすためで……

敵かもしれないと疑っていた伯父さんは……
俺の見方だった。
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