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そして今日も生きていく【R18】

第11章 つり合わない


颯太side

「あれ?……俺何で家に……いてっ!」コツン!

「お前、いくら何でもやりすぎだ!」

俺は晃の頭をグーで軽く殴った。

「けど!颯太さんが!」

「もういいって。動画も消した。」

「よかった……」

「将樹くんにまで迷惑かけたんだからね。あとさ、あんまり目立つような行動は止めて。俺らの事、どこでバレるかわかんねぇんだよ。お前は普通の人間だからいいだろうけど。」

「すみません……」

俺は晃の隣で布団に入り横になる。
晃も再び体を倒して俺に引っ付く。

「颯太さん……」

「なに?」

「俺、颯太さんがいないと駄目になっちゃうんで、これからも隣にいてください。俺の側で笑ってて欲しいです。」

「……俺もだよ。お前がいないと駄目みたいだ。だからさ、ずっと隣に居させてくれ。」

「はい、もちろんです!」

俺らは向かい合い、約束を交わした。
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