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LIFE

第1章 1


驚いたように目を丸くしている七海ちゃんは、目の前に差し出された紙袋をおずおずと両手で受け取った。

「大した物じゃないんだけど・・・」

「・・・・・・開けてみて良いですか?」

「もちろん」

ガサガサと紙袋を開ける七海ちゃん。
中に入っていた物を見て、あっ、と声をあげた。

「これって・・・アルバムですか?」

「うん。そうだよ」

僕は頷いた。
七海ちゃんは僕のアルバムを手に取って、まじまじと見つめている。

「・・・そ、そこまで見られると・・・ちょーっと、恥ずかしい・・・かなっ」




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