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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第19章 近過ぎたキミ④(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


「はぁ?」

「なに?爽やかポーカーフェイスが
台無しになってるよ?おにいちゃん?」

ヤバい
母ちゃんも見てるのに

ここでキレたら
終わっちゃう

でも、もう糸一本だ。

「アンタさぁ…」

せめて一言だけでも
言い返してやろうと思ったら

『お兄ちゃん!勉強教えて!
ほら、アレの続き!ね?』

姫凪がオレの腕を引いて
ダメダメと訴えかけてくる

「姫凪…」

『(徹…ダメだよ?
お母さん変な顔してるよ?)』

オレの背中に小声で囁いて

『ご飯まで勉強するから
出来たら呼んでね!』

そのまま腕を引いて
リビングから連れだそうと
歩き出した

『(顔怖いよ?
お部屋で落ち着こう?ね?)』

密着した身体に響く
小さい声に

「(ごめん…)」

ソッと寄り添う

落ち着け、オレ
とりあえずここから
抜け出して反省しよう。

護らなきゃいけない姫凪に
こんなに気を使わせたらダメだよね!

「勉強なら俺が教えてあげようか?
これでも成績良かったよ?
たまに近所の学生の
カテキョするし教え方上手いよ?」

だから、さ?

神様はオレがそんなに嫌いなの?

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