第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠
『と、徹?起きた?』
「ん…姫凪……好き」
寝ぼけてる!?
むにゃむにゃしながら
頭がグリグリと胸に押し付ける徹
か、可愛いぃぃ!
こんなの知らないし!
えっとどうしたら良いの?!
ヨシヨシ?!それとも…?!!
頭を撫でようとした時
徹の手が私のパジャマの中に
侵入して来た
え!?えぇ!?
『ぁ…冷た…徹…だめ…
擽った、ぃ…よ……』
素肌に這う冷たい指は
温かいところを探る様に動く
その度にビクビクと
私の身体が跳ねた
なんか変!
え?!おっぱいの先!変!
なんか硬…
『ひゃあっ…!』
思わず口を手で塞いで声を殺すと
徹の指に尖った先を擦られた
『ちょ、と、とる…?』
でも擦られたのはその一回で
またグリグリと胸に頭が。
あ、偶然?
でも、なんか…チョット…
まだ…その…余韻が……
徹の大きな手を握って
ムニュッと胸に押し当ててみる
でもその手は動く事はなくて
一気に恥ずかしくなり
顔が熱くなっていく
私なにしてんのよぉぉ!
バカ?バカだよね!
ダメだ、離れよう!
なんか頭が沸騰しそうだし!
お兄ちゃんから
ソッと離れて
距離を空けて寝ようと
身体をズラすと
「んー!だめ……」
えぇ!?
待ってよーー!
徹が私の背中にしがみついて
胸にしてた様に
ゴロゴロと頭を擦り付ける