第15章 ♢先取りサプライズ(黒尾鉄朗)生誕記念 完結
俺の言葉に目を丸めて固まる女を
置いて去ろうと背を向けたら
「なんか青春だな!黒尾くん!」
げ…。
「クロさ
サラッとキザな事言うのは
良いけど…言った後
ドヤるのはどうかと思うよ?」
「バカね!研磨!
クロのこのドヤがなんとなく
格好良く見えるのよ!
この恥ずかしげもなく
彼女バカ晒すのが
良いんじゃない!」
うげげ…っっ!
「そんなもんですか?
俺には理解出来ませんが…
木兎さん分かります?」
「…?あ~…ほら…アレだろ?
ショボクレながらも
痩せ我慢してセフレと
本当はヤリたいとムラムラしながらも
必死こいて
我慢して偉いって事じゃね…?」
うぉい!
なんか一気にダサくなったな!