第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
そんな私を
「へぇ?
仲良しなわけだ。
でも…さ…」
冷たく鼻で笑い
「既成事実が出来ちゃったら
…どうすんだろうな?」
『国見!?』
ベットに押し倒した
「布施…自分の状況分かってる?
お前を抑えつけるくらい
男の俺なら簡単なんだぜ?」
イキナリ変わった視界
影を作る
国見の大きな身体
押し付けられた肩で
力の入った手が震えてる
まだ頭が付いて来ない
何で国見がこんな事…
「その顔、狙ってる?」
目を見開いて固まる私の
頬に手を当て
ゆっくり近付く国見の顔
固まってる場合じゃない
ここから逃げ出さないと!
でもどうやって?
力で敵うわけはない
思いきり暴れても
ビクともしなさそうだし
でも、なんとか
『離して!
国見おかしいよ!』
声を張り上げて
睨みつける
私の声に少し
ビクリと肩を揺らしたけど
「オカシイ?
そうだな…お前に
狂ってる…」
またゆっくり近付く顔