第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
サラサラの髪が
明るい色のラグに
絵を描く様に広がり
大きな目は
更に開いて俺を映してる
「…昨日はゴメン
だれても良くて
ヤッたわけじゃねぇんだ
俺はお前だから…止まらなかった
俺の気気持ち、分かってくれるか?」
こんな体制で言われても、だろうけど
素直に座ってられる程
大人じゃない
不器用過ぎる自分が嫌になるけど
「布施、お前が好きだ
お前が…欲しい」
これしか無いんだから
しょうがねぇよ
少しで良い、伝わってくれ
他の誰かより全然本気だ
他のどいつより
真剣なんだ。
瞳の中の布施が
『…私、も
影山くんが好き…だよ』
頬を染めて返して来た言葉に
「まじか?
良いのか?」
押し倒してた身体に擦り寄ると
『ちょっと待って!
好きだよ、でも、イキナリこう言うのは…』
またバタバタと抵抗を始める
「…そんな顔で言われちゃ
止まらねぇ…だろ…」
『えええ!?
影山くん…!?』